ダンジョンシーカー(アルファポリスCOMICS) 1巻~2巻についてのレビューです!
※本記事は若干のネタバレを含みます。
あらすじ~
高校生の武田順平は、ある日神の気まぐれによって異世界へと召喚される。勇者としてのチート召喚――かと思いきや、なんと村人以下のクズステータスで……。しかも、裏切り者達により生還率ゼロの地獄迷宮へ突き落とされてしまう! 絶体絶命の状況下、起死回生の奇策を閃いた順平は、命を懸けた捨て身の迷宮踏破を試みる! ──全ては、裏切り者達への復讐のために! 異世界迷宮成り上がりファンタジー、待望のコミカライズ第1弾!!
おすすめ度 : ★★★☆☆
絵の綺麗度 : ★★☆☆☆
主人公最強度 : ★★★★☆
コメディ度 : ☆☆☆☆☆
2017/2/22に発売された「ダンジョンシーカー」の1巻~2巻を読んでみました!
表紙から殺伐とした雰囲気を漂わせる本作品ですが、予想を裏切らない物語でした!
コメディほぼ無し、ヒロイン的な立場の女性も無し、基本的に主人公順平の一人プレイの孤独な戦い…。
これだけ聞くと、何が面白いのかってところですね。それを覆す(?)感想です↓
主人公の順平は一緒に召還されたクラスメイト達に復讐するためだけに生きようと戦います。
迷宮に叩き落とされた最初の敵がレベル300以上の骸骨ですよ…。
『順平→レベル:1』
( ゚Д゚)……
勝てるかっ!!!!!
いや即死でしょ。
ご都合主義でも普通死にます。
だって使える特殊能力すらないんだもの。
しかし、それを回避するためにダメージを一切受け付けない、セーフティーゾーンなるものが必ず存在します。
その場所で作戦を練りつつ、なんとか敵を倒した順平。
敵を倒すとアイテムやスキルのカードが出現し、使うと現物がでたり能力を手に入れたりします。
なんかハン〇ー×ハン〇ー見たいですね(ボソッ)
レベル300以上の敵を倒したので、それ相応のスキルを手に入れます。
順平のレベルも爆上がりします。
そして次に進むとさらに強い敵が現れます。
当然主人公は死ねないので、勝ちます。
これを繰り返して、レベル999になったころ、神様の気まぐれで迷宮から一時脱出できるようになりました。
待ってました(*’▽’)!
ようやく復讐の始まりです。
と思いきや、クラスメイト達はすでに散々な目にあったり、主人公に即効で殺されたりとあまり活躍しません。
あれ、こんなにあっさり終わるんだ…。
実際にはまだ主犯とは対峙してませんが、レベルの格差で余裕勝ちでしょう。
となれば、この物語は今後どこに行くのだろうか……?
外の世界でギルドなどに登録してますが、必要ある?
もうどう考えても既に世界最強の神です。
と、ここまでが2巻までの感想でした!(唐突)
ハーレムものに飽きた、もっと殺伐としたものを読みたいって方にお勧めです!