異世界に来たみたいだけど如何すれば良いのだろう (バーズコミックス)
1巻についての紹介です!
あらすじ
「とりあえずこちらに敵意がない事を示さないと」手に取っていた武器は放り投げ、女の子の前で両手を上げ、跪く。
「それはこの国では求婚を意味します」
おすすめ度 : ★★★☆☆
絵の綺麗度 : ★★★☆☆
主人公最強度 : ★★☆☆☆
コメディ度 : ★★★★☆
意図せぬ求婚から始まるラブコメ。
容姿、年齢そのままで異世界へと転移してしまう理不尽もの。
異世界との繋がりがIT系に関連する、情報系のサラリーマンを惹きつける内容。
あらすじのインパクトに惹かれて購入した一冊。
ブラック企業に勤めていた主人公の前川彰浩(マエカワアキヒロ)。
疲れ切った状態で家に帰り、シャワーを浴びて寝る間もなくすぐに出勤しようとしたとき、ドアを開けるとそこは何もない空間へとつながっていました。
戻ろうにも扉はなく、「インターフェース」と名乗る天の声さんが、まくしたてるように説明したあと、気が付けば森の中に横たわっていました。
異世界へ飛ばされ、右も左も分からない彰浩でしたが、天の声に授けられた「認識」と「獲得」、さらに祖父に教わっていた狩猟の知識を生かして生き延びます。
倒した敵から能力を得る「獲得」があるため、今はまだ最弱のただの現代人ですが、これから強くなっていきそうです!
そして、森の中で一人の少女に出会います。
フードを被り、眼光が鋭かったため、手練れのものかと思いましたが…思い違いでした。
普通に弱い女の子でした。
女の子をなんとか助け、敵意がないことを示すために武器を置いて膝をつき、両手を上げる彰浩…。
「どうぞよろしくお願いします!」
返ってきた言葉はこんなものでしたが、彰浩はお礼を言われると思っていたため、表紙抜けします。
実は彰浩が行ってポーズは、求婚を示すものだったことがのちに分かるのです。
ちなみに、その父親にもおんなじポーズを…。
相手の女の子の名前はリザティア(通称:リザ)
彼女は15歳であり、彰浩はそのままの年齢で転移しているため、35歳。
リザは彰浩のことを命の恩人の勇者と思っているため、かわいらしい言動をすることもあります。
そのため、父親も始めは反対しておりましたが、次第にノリノリに…。
なんとか家でお世話になるのを防ぐため、金策のために冒険者ギルドに登録して稼ぐことを誓いました。
簡単なクエストをこなしながら、次第に魔法も使えるようになっていき、成長が見られます。
彰浩がクエストで頑張っている間、リザは彰浩の人形相手になんかやっています。
…あ、この子思い込みがヤバい子だ。
異世界に転生した後、大きな出来事も起こらず、淡々と話しが進んでいきます。
今後、どんな展開があるのか、1巻では面白さが判断できない漫画でした!
今後に期待!