農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。 (モンスターコミックス)
1巻についての紹介です!
あらすじ
超一流の農民として生きるため、農民関連のスキルに磨きをかてきた青年アル・ウェインは、ついに最後の農民スキルレベルをもMAXにする。
しかし農民関連スキルを極めたその時から、彼の生活は農民とは別宝庫に激変していき――。
おすすめ度 : ★★★★☆
絵の綺麗度 : ★★☆☆☆
主人公最強度 : ★★★★☆
コメディ度 : ★★★★☆
異世界最強ものだが、「さらなる上の敵」が存在すること。
先が気になる衝撃のラストも惹きつけられる。
農民として、土いじりを生業としている主人公のアル・ウェイン。
「成長促進」の恩恵のおかげで、普通の人よりは若干強く、スキルに関しても上がりやすいという特性を持っていました。
といっても、少し強い――だけのはずでしたが、土いじりのスキルをMAXにしたことで、異変が起こります。
「土いじり」、「田畑耕作」、「伐採」のMAXになったスキル結合し、新たなスキル「自然を愛するもの」に変化します。
効果は「ステータス究極補正」
スキルの効果と、名前が全く関係なさそうな感じですが、このおかげでアルのステータスが爆上がりします。
レベルそのままの最強農民の誕生です。
ドラゴンなんてニンジン投げて一発です。
街へ農作物の納品に行ったとき、たまたま拉致されそうになった王女を助けることに。
その強さから、王宮で働くように誘われますが、きっぱりと断るアル。
彼は農業で一生を終えるという固い決意があるのです。
そして逃げるように街をあとにしましたが、道中で魔物が王国を滅ぼそうとしていることを耳にします。
放っておくと自分にも影響があると思い、助けに向かうことに――。
その頃、王と王女は魔王の部下「ロミオ」に騙され、窮地に陥っていました。
このロミオ、主人公より主人公っぽい顔しています。
かっこいい(*‘∀‘)…。
というか、奥村〇じゃないか( ゚Д゚)
そこへギリギリ「アル」が間に合います。
攻撃を難なく防ぐ「アル」に対して、本来の姿を現す「ロミオ」。
「数値がおかしいよ( ゚Д゚)!」
の後に、ワンパンです。ハゲマントです。
この展開で今後も続いていく最強物語か…と思ってましたが、出ました。
まさかの超格上の邪龍です。
アルでも勇者とはケタ違いの強さなのに、さらに桁違いの敵です。
そんな邪龍に弟を殺されたギルド職員のヘレンと出会います。
邪龍の糧は人間の絶望。
ヘレンの絶望を糧にするべく、国を滅ぼして彼女を絶望のどん底に叩き起こそうとしていました。
そんなヘレンは、自分のせいに国が滅ぶことを止めるため、自害する道を選びますが…。
そこへ颯爽とアルが登場。
絶望の淵にいたヘレンに、弟の魂から聞いた言葉を告げて希望へと変える…。
そうすることによって、邪龍のステータスが下がっていきます。
そこへ、一発のアッパー。
邪龍を倒してめでたしめでたし…のはずでしたが、その後まさかの出来事がっ!!
最後はぜひ、購入して読んでみてください!
続きが気になること間違いなし!
最強一辺倒の物語でなく、コメディも多い本作品。
絵はあまりきれいとは言えませんが、読む分には問題ありません。
おすすめ作品です!