LV999の村人 (角川コミックス・エース)1巻についてのレビューです!
※本記事は若干のネタバレを含みます。
あらすじ~
生まれつき役割が決定した世界で、 守られ、街を発展させるための存在でしかない最弱の存在・村人。 そんな村人の中で、LV999の極致へたどり着いた一人の男がいた― 世界に抗う「村人」の闘い、ここに開幕!
おすすめ度 : ★★★☆☆
絵の綺麗度 : ★★☆☆☆
主人公最強度 : ★★★★☆
コメディ度 : ★★☆☆☆
LV999の村人の1~2巻を読んでみました!
今回は1巻の内容をレビューします!!
題名のとおり、主人公は最高レベル999の村人である鏡浩二が主人公の物語。
この世界には舞踏家、戦士、僧侶、狩人などの役割のほかに、王、賢者、勇者という特別な役割も存在します。
そして残酷なことに役割は生まれつき決められており、決して変えることのできない運命ということになります。
現実で言えば、生まれた時から将来の仕事が決められているようなものですね。
あれ…? もしかしてその方が超プロフェッショナルが生まれたりするのかな…( ゚Д゚)?
いぇいぇそんな自由の無いストレス世界はゴメンですね( ;∀;)
と、話はそれましたがそんな残酷な世界、さらに残酷な人間最弱の役割である村人として生まれた鏡。
ただしどういうわけかレベルが999でカンストしています。
99じゃなくて、最高が999なんだね。高いね。経験値途方もないね。
レベル差が1あるだけでも、モンスターに勝てる確率は非常に少ないため、もう世界最強を超越して神的強さを持っています。
ただし、他作品でよくある『最強だから何でもやりたい放題』という性格ではありません。
クエストでお金を稼いで、普通の冒険者として生きているところに非常に好感が持てます!
やりたい放題やって、かつ周囲から尊敬されるとか無いからね(;´・ω・)
最近はハーレム、ハーレムうるさいんだよ(*’▽’)!
おっと、失礼。私情が…。
そんな鏡でしたが、ある日勇者一行が攻略していたダンジョンに偶然居合わせてしまいます。
面倒ごとに関わりたくない鏡でしたが、勇者一行が殺そうとしていた魔王の娘を助けてしまい、対立してしまうことに。
しかし勇者一行とはいえ、レベルは最大で70程度。
到底レベル999の鏡に敵うはずもなく、勇者の攻撃を素手で止めます。
ただし叩きのめすわけではなく、魔王の娘を連れて逃げます。
後日、魔族が町を襲いにくるわけですがそこで勇者一行とも再会。
街の被害など関係なしに魔族を倒そうとする勇者一行を説教し、話し合いで解決を求める鏡。
結局最終的にほとんどの魔族を潰しますが…。そこはしょうがないのかな(*’▽’)?
ここまでが1巻までの内容でした!!
2巻からはレベル999になった経緯が少しずつ明かされていくようなので、今後に期待です!